Lamp English School の日記
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個別指導の価値って?
2019.09.12
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最近は少子化の影響でしょうか?塾のスタイルも昔主流だった集団授業から、個別(少人数)指導をメインとしている所が増えてきているように思います。
ただ、個別指導にも実際にはいろいろあります。
先生に対して生徒さんが複数いて、質問のある時に呼ぶと来てくれる。
これも個別指導の形です。
でも、自分が何となくわかってしまっている箇所って、質問できますか?
例えば、選択肢を選ぶという問題のとき。
I don't like this type of shoes. Please show me ( ) one.
(こういうタイプの靴は好きじゃないんです。別のを見せてもらえますか?)
( )に入るものは何でしょう?
others / another / the other / anothers
(※選択肢はいずれも「他の/別の」という意味)
このとき、 ( )が1つだからthe other はだめかなあ。
あと、すぐ後ろに「one」があることを考えると、others も anothers も、「s」が付いてるから違う気がする。。。
それなら、another かな??
そんな風に考えてanother を選んで、結果正解してしまう。
でも、これって少しもったいないです。
だってこの1文からも、もっと学べることはあるから。
例えば、この( ) の数を無視して、the other を入れても文章は成立すると思いますか?
答えをいうと、文法的にはthe other を入れても文章は成立します。
ただし、another を入れたときと、the other を入れたとき、意味にどんな違いが出てくるか、分かりますか?
そんな風に聞かれてはじめて、「あ、何だろう?どう違うんだろう??」という疑問がわくんです。
生徒さんが問題を解くときに自然と持つ疑問。それを解決することももちろん大切ですが、意識していない視点からQuestionを投げかけて、新しい疑問を引き出す。
Lampではそういう指導姿勢を大切にしています(*´▽`*)